ワキガ

【アメリカで話題】微生物を使った画期的なワキガ治療とは?

なんと欧米ではおおよそ80%もの人がワキガだと言われています!ワキガの日本人がアメリカやヨーロッパに行っても「くさい」と思われない可能性が高いんです。

(ちなみに日本人のワキガ率はわずか10%と言われています。肩身が狭い…😂)

私も海外に行ったときに「くさい」と思ったのは現地の人のワキガです。重度のワキガの私ですら、自分のニオイが気にならなくなりました。

特にアメリカはワキガの人向けの製品やワキガの研究がとても発展しています。

今回はアメリカで話題となった「脇下博士」クリス・コールワート氏のワキガ実験をご紹介します!

双子なのに一方だけがワキガ!?

ワキガのニオイというのは、脇の下に潜んでいる常在菌が汗に含まれているたんぱく質を分解するときに発散されます。特にアポクリン汗腺から分泌される汗はたんぱく質が豊富なため、ニオイが出やすいようです。


このアポクリン汗腺というのは、脇の下、陰部、乳首、おへそ周辺、耳に存在しています。

肌にも微生物叢(びせいぶつそう)があり、同じ脇下でも、左と右では違う生態系が存在しているとか。

これは個人的にはとても納得のいく話です。なぜなら私自身、右側はニオイが軽いのに、左側だけニオイがキツイと感じることがあります。

「脇下博士」のコールワート氏はこの微生物叢に着目したのです。

氏は数年前、一方がワキガで、一方がワキガでない不思議な双子に出会い、これをきっかけにニオイ発生の原因となっている常在菌の移植を考えます。

画期的な方法とは!?

ではコールワート氏は、どのように細菌培養を行ったのでしょうか?

① 臭くないほうの兄弟は4日間、体を洗いませんでした
→脇下の細菌は皮膚の奥に生息しており、角質とともに表面に出るのに数日を要するためです

② ワキガのほうの兄弟は4日間、殺菌作用のある石鹸で脇下をゴシゴシ洗いました
→これは自身の脇下に潜んでいる常在菌をできるだけ殺菌し、キレイな状態で臭くないほうの兄弟の微生物叢を取り入れるためです

③ 臭くないほうの兄弟の微生物叢が繁殖している角質を、ワキガのほうの兄弟接触させます

この結果、ワキガのほうの兄弟は悪臭がすぐに改善されたといいます。1年経ってもワキガが再発されることはなかったみたいです。


コールワート氏と同僚は同じような実験を他17組に対して行いました。ペアは、一方がワキガで悩んでいる人で、もう一方は脇下の微生物叢を提供してもいいという親戚の組み合わせです。

16組は1ヶ月以内に変化が生じ、半数は3ヶ月以上効果が持続するなど長期的に改善したという結果が出ました。

現在、コールワート氏は実験の実用化に取り組んでいるみたいです。

ワキガ女子としてはコールワート氏の活躍を応援せずにはいられません!

参照文献
https://www.newscientist.com/article/2120923-stinky-armpits-bacteria-from-a-less-smelly-person-can-fix-them/